はじめまして、プロダクト開発センター サービスリライアビリティ部の永尾です。
ブログのトップバッターを務めさせていただきます。
普段の業務としては、クラウドインフラ管理をしたり、SLO, SLI として信頼性を定義・測定したりしています。
ブログ開設までの話
まず、テックブログを作ろうとなったときに思いつくことは何でしょうか?
私達の場合は、メンバーが皆コーディングができるが故に自前で作ってしまおうという選択肢がありました。
React なり Vue なりを使ってフロントエンドを用意し、バックエンドに API と Database を用意して、それを AWS で用意して…
みたいなことが真っ先に浮かびました。
が、しかし自前で用意するとなるとメンテナンスも自分たちで行う必要があります。
OSS の CMS を自分たちでホストするという手もありますが、インフラの可用性は考える必要が。
普段、チームでは Notion を使っていることもあり、Notion で作るのはどうか?という話も出ました。
ブランディングとしてデザインを考えたときに候補から外れました。
作る楽しさというメリットと人件費目線でのメンテナンス工数などを天秤にかけた結果、ホスティングサービスの利用に落ち着きました。
(専任のチームを作ってやっていくのであればまた話は変わってくると思いますが…)
また、選定に際し、重要視する部分を決めておきました。
- 広報の方がレビューできる仕組みがあるか
- 独自ドメインを設定できるか
- デザインのカスタマイズはどの程度可能か
- GitHub などで履歴管理ができるか
最初に選んだサービスは Ghost でした。
有名どころで新しめの CMS であり、ホスティングサービスが Ghost をコントリビュートしている企業が行っていることもありひとまず契約。
独自ドメインや GitHub 連携周りはクリアだったのですが、レビューアーで使える権限が設定できず同等の権限を付与するには Owner レベルの権限になり、料金が増えるという点が引っかかりました。
加えて、テンプレートがいくつか選べるのですが、標準のテンプレート以外から選ぼうとすると別途購入する必要があります。カッコイイデザインも沢山あったので採用したかったのですが予算的に断念せざるを得なかったです。
手っ取り早くスマートなデザインでブログを作るのであれば、良い選択肢だと思います。
次点での候補としては、はてなブログ。
テックブログのコミュニティもあり、サポート体制もある。
多くの企業が採用していることもあり有力候補でした。
もう一個の候補が、古き良き WordPress。
これに関しては私が WordPress を利用していた経験があり、ある程度の使用感を知っていたため候補になりました。
WordPress のホスティングサービスとして、WordPress.com を見つけひとまず試してみることに。
はてなブログの方もアカウントを準備し、申込みの準備をすることに。
WordPress を触っているうちに当時の感覚を思い出し「これでいいじゃん!」という結論に。
レビューなども Plugin で対応できるため、条件も満たしていました。
そして、当社のホームページで使われているドメインからサブドメインを切り出していただき、このブログのドメインとなりました。
SRE として可用性や冗長性に向き合う機会が多いです。 WordPress.com においてもその点を懸念していましたが、セキュリティ対策や CDN 周りが十分に整備されていたため、心配は無用でした。
WordPress 自体のバージョンアップも手動で行う必要がなかったこともポイントです。
デザイン調整については、もう少し細部までカスタマイズできれば…と思うところもありましたが、カスタム CSS や JS を突っ込んだり、PHP でのテンプレートを修正できたりするのでなんとかなりそうです。
更にはカバー画像や内容のフィードバックで使える生成 AI があり、こちらも便利そう。
なんだか WordPress.com の宣伝になってしまいましたが、WordPress の経験がある方はこのホスティングサービスはおすすめです!
最後に
私達が普段触れている技術スタックは幅広く、Python, Ruby, TypeScript, Go などのプログラミング言語から IaC として Terraform, AWS, GCP などのクラウドプラットフォーム、監視モニタリングツールとして Datadog, Sentry などを利用しているのでそのあたりの話を投稿していければと思います。
加えて、SRE として信頼性の定義について日頃から議論を重ねているので、そのあたりの話も投稿していければと考えております。
SRE は日本では黎明期という調査もあり、今後ますます発展していくかと思います。
各社、SRE といえど色々な取り組みや体制、役割がある中で 博報堂テクノロジーズ プロダクト開発センターとしての SRE をアウトプットしていき、磨いて行きたいと思っています!