GitHub Copilot の AIC 利用状況を見てコスト最適化する

こんにちは。

SRE の多田です。

Blog でもアナウンスされていたように 6 月から GitHub Copilot も従来のプレミアムリクエスト制から、トークン消費量に応じた従量課金制に変わりました。

GitHub Copilot is moving to usage-based billing

組織で GitHub Copilot を利用している場合には、Copilot Business ないし Copilot Enterprise でメンバーに Copilot Seat を付与しているかと思います。

Copilot Business は月額 $19 で 1,900 AIC を含みます。

Copilot Enterprise は月額 $39 で 3,900 AIC を含みます。

AIC の単価は 1 AIC = $0.01 なため Seat 月額と同等の AIC が付与されることになります。

また、従量課金になった点と合わせてもう一つ大きな変更点があります。

プレミアムリクエスト制では Seat 保有者に割り当てられたプレミアムリクエストはその個人でしか消費できず、Organization 全体でプールして共用することはできませんでした。

つまり Seat が付与された X さんがプレミアムリクエストを持て余していても、それは他のユーザーが使うことも、持ち越しもできずもったいない点がありました。

AIC 制では Organization でクレジットがプールされ消費されます。

これにより余剰クレジットを効率よく消費することができます。

メリットとデメリット双方あるとは思いますが個人的には嬉しいポイントですね。

ちなみに皆さんは GitHub Copilot をどのくらい利用されていますでしょうか?

Claude Code や Codex をメインに使われている場合は、あまり使っていないというユーザーも少なくないのではないでしょうか?

実際われわれの GitHub Organization でも調べてみると、Claude Code などをメインで使っているから GitHub Copilot を使っていない、Copilot code review しか使っていないというユーザーがいました。

ちなみに Copilot code review は Copilot license 無しで実行できるように Organization で設定が可能です。

Copilot code review now available for organization members without a license – GitHub Changelog

そうなると、Copilot code review しか利用していないユーザーに関しては、Copilot seat を付与せずに利用してもらった方が基本的にはコスト的にお得になります。

Seat 料金以下の AIC 分の Copilot code review しか実行しないのであれば、その差額がお得ですし、Seat 料金以上の AIC を利用するケースにおいては Seat を付与していても同額が掛かるので金額的にデメリットはありません。

各ユーザーがどのような用途で GitHub Copilot、AIC を利用しているかは AI Usage Report をダウンロードすることで確認できます。

Monitoring your GitHub AI Credits usage – GitHub Enterprise Cloud Docs

Report で model に Code Review model しか出力されていないユーザーは Copilot code review でしか利用していないということですね!

そのためわれわれの Organization では一定期間 GitHub Copilot を利用していないユーザー、Copilot code review でしか利用していないユーザーを定期的に棚卸し、Copilot seat の削除を実施しています。

もちろん改めて使用したくなれば再度申請していただければ Seat を付与する運用になっています。

AI 時代において様々なツールやサービス、モデルが出てきますが、ひと昔前のようなサブスクで無制限に、という時代は終わり基本的には従量課金の世の中です。

整理によってコストを抑えれる部分はあるので、気にかけていきたいですね!